下記の4つを一つの単位としたモジュール化されたレイヤー構造。
現時点では、「SIP」に関連したモジュールのみを持つ。今後、追加されていく予定。
内部の基本的な構造は、Ver.1.0と変わっていない。具体的な変更点は、こちらを参照のこと。
UA間を接続するために必要な動作(実装)を定義する層
SIPとしては、Call(複数のトランザクションやダイアログ)に関して責任を持つ。
UAを動作させるための動作手順を記述(プログラミング)する。
単一の機能単位で機能(実装)されている層
B2BUAが使用するためのモジュール(API)として、存在している。
2つ以上のUAを組み合わせて、1つのUAとして使用するインタプリタ的な動作をする。
例: 認証UA⇒アーリートーキUA⇒通話UA
というように、単機能を持ったUAを複数使用することにより、通話用UAとして動作させるようなイメージである。
この組み合わせの指定を、B2BUAからプログラミングして、簡易インタプリタで処理している。
SIP Stackとしての機能を持つ層
SIPとしては、トランザクションレベルの処理に対して、責任を持つ。
MINAを全面的に採用したSocketレベルの処理を扱うための層