全体ブロック図

  • モジュール化されたレイヤー構造
    • セッション層
      • 制御モジュール
      • シーケンス制御/吸収部
      • メッセージ変換部
      • コントローラ部
    • トランスポート層
      • API
      • Proxy Socket
      • フック用Socket
      • メディア
blockFig.png

セッション層

シーケンス制御/吸収部

転送シーケンスの差異を吸収するなどのシーケンスの制御や吸収を行う 下記のような感じで変換することを想定している。

sequenceFig.png

メッセージ変換部

SIPメッセージの網間の差異や他UAプロトコルを、Flat化SIPメッセージに変換する 下記のような感じで変換することを想定している。

messageFig.png
messageSequenceFig.png

制御モジュール

シーケンス部とメッセージ部の組み合わせから構成される。 APIを公開し、開発者が独自にモジュールを開発可能とする。

moduleFig.png

スクリプタブル・コントローラ部

制御モジュール間の連携などをコントロールする。 使用者が動作を定義可能なスクリプタブル形式とする。

  • 対向のUAを自動判別し、動的に組み替えることにより、SIProp非対応端末に対応可能とする。
scriptableFig.png

トランスポート層

本ミドルウェアとアプリケーションの接続層。 下記の4種類の接続形態を想定している。

  • API
    • SIP-UAアプリに組み込むためのAPI
  • Proxy Socket
    • Proxyのような動作で、Socket経由でメッセージ交換を行う
  • フック用Socket
    • OSのSocketをフックして、通信メッセージを制御する
  • メディア
    • メディアを制御し、DTMFによるコントロールを可能とする