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ネットに上がっている情報が少ないスペースプローブコンテストの概要を独自にまとめたページです。

当然、本ページは公式ページではありません。間違いを含んでいる可能性もありますので、詳細はスペースプローブコンテスト事務局へお問い合わせください。

レポート

「手作り探査機を打ち上げろ!」

本コンテストの観戦記を、日経テクノロジーのWeb記事として上梓いたしました。
本記事は、「Maker的な日曜エンジニアが、衛星(スペースプローブ)を作るのに何をしたらよいか?」的な視点で書いてみたものです。興味のある方は、ぜひ、ご覧ください!

「スペースプローブコンテスト2016にスタッフとして、参加してみた」

スペースプローブコンテストの本家サイトに、この記事の続編として「自力でキューブサット打ち上げを目指している者の視点で見た本コンテスト」的な視点で記事をアップする予定です。

概要

目的

各々が自作した探査機(space probe)を小型ロケットにより上空で放出し、定めた技術課題を競う競技会

参加資格

  • 全国の高校生及び社会人全般
  • 参加費は無料
    • 会場までの旅費は支給されない。

主催

㈱植松電機

共催

NPO 法人MASTIC

日程

締め切り

2016/9/17(土)

開催日(打ち上げ日)

2016/10/1(土)10時~

場所

北海道赤平市共和町230番地50(株式会社植松電機敷地内)

申し込み方法

申込用紙に記載の上、メールまたはファックス(申込用紙については事務局まで問い合わせてください)

メールアドレス: uecansat-infoあっとまーくgooglegroups.com

FAX: 0125-34-4130

 

また、締め切り日までに機体の三面図、および設計仕様書の提出が必須。 記載例はこのファイルを参考。

選考についての補足

日程の都合上、打ち上げ競技に関しては最大で6機分までしか受け入れが出来ない。 参加希望者多数の場合は、後述する8月に行われる技術発表会参加者が優先されることと、その他は書類による審査となる。

問い合わせ先

スペースプローブコンテスト事務局(㈱植松電機内)

メールアドレス: uecansat-infoあっとまーくgooglegroups.com

TEL:0125-34-4133(担当:稲石)

課題

技術課題

参加者は、探査機を製作する。探査機は最高点(100m 前後)付近でロケットから放出される。放出されてから落下するまでの中で、自らの掲げたミッションに対して、どこまで達成出来たのかを得られたデータをもとに分析する。

ポスターセッション

  • やることの概要説明
  • 評価ポイント
    • おもしろさや興味深さ

機体打ち上げ

  • 缶サットの製作
  • 評価ポイント
    • データ取得などをどのくらい成功させたか?

事後プレゼン

  • データの考察など
  • 評価ポイント
    • データの解析手法
    • 考察の深さ
       
      ※ただし、順位を付けるものではなく、評価するだけ

S-Probe(缶サット)仕様

外径

150mm(突起物も含む)

全長

340mm(突起物も含む)

重量

1kg

その他

  • 探査機は、下記の規定サイズ/重量に収まるように製作し、パラシュートなどの回収機構も、その内部に収まるようにする事。
  • 放出後、本体のパラシュートでの落下速度を6 m/s以下に設定してはならない。
  • 事前に、本体のパラシュートでの落下速度をテストし、テスト方法と結果を設計仕様書に記述する事。
  • 搭載機器の電源ON/OFF や動作設定は、機体を分解せずに機体の外部から行えるようにする事。
  • 参加者は、レギュレーションサイズに収まる範囲で、ムービーカメラ、制御/計測用マイコン(mbed等)、画像用無線ユニット等、自由に利用可能。

必須作成物

放出検知機構

ロケットから放出されたことを検知して、機能を起動させる

    • 放出ピン
    • 気圧センサー(放出ポイントが地上100mという点に注意)
    • 加速度センサー

回収機構・パラシュート

仕様は上記の「その他」参照。

評価対象となる機能(落下中・落下後に稼働すること)

なんでもOK。

機体の三面図、および設計仕様書

記載例はこのファイルを参考

作成のポイント

  • 省電力
    • いつ打ち上げられるかわからない。天候(風向き)などにより数時間待機することもあり得る。

技術発表会

目的と内容

スペースプローブコンテストと同様。ただし、当日は打ち上げをするのではなく、机上での動作のみ行う。また、技術発表会では発表することが主であるので、探査機そのものが完成していない場合でも出場は可能。それぞれの発表後、講評とともに技術交流を行う。

締め切り

2016/7/26(火)

開催日

2016/8/9(火)10時

場所

北海道赤平市共和町230番地50(株式会社植松電機敷地内)